新聞掲載紹介 - 日高新報(2013年2月28日)

更新:2013年4月10日

中紀バス 最新の大型観光バス導入
前方感知、自動で減速
日高新報(2013年2月28日)

由良町里の中紀バス(株)(高垣太郎社長)は26日、最新の安全装置を搭載した新しい大型観光バス1台を導入した。

車体の前部に取り付けられているセンサーが前方車を感知し、自動でブレーキを踏んで減速する「PCS(プリクラッシュセーフティ)」システムで、県内初導入。ブレーキは弱、強、マックスの3種類あり、追突の恐れがある場合に作動する。60人乗りで、愛称は「HAYABUSA-1」。同社はことし創業80周年の節目の年で、名づけ親の高垣宏会長は「苦難を乗り越えて宇宙から帰還したはやぶさのように、今後も何事にもしっかり耐えていく会社を目指していきたい」。高垣社長は「日本バス協会の安全性評価認定を受けていますが、より安全・安心を追求していくため、運転手の安全教育と、今回のようなより安全性の高いバスの導入で、ソフト、ハード両面で取り組んでいきたい」と力を込めて話している。