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日高新報:2019年10月24日(木)

安心・安全装置で快適に
中紀バスが最新車両2台配備

由良町里、中紀バス(株)(高垣太郎社長)は、大型観光パス2台を導入し、由良町の本社と和歌山市の営業所に配備した。

本社に配備された観光バスは補助席を合めて60人乗りで、381馬力。走行中に車両左側で存在する自転車や2輪車などをレーダーで感知し、巻き込み運転の可能性がある時は運転席の座席を振動させて知らせる機能を装備。半自動運転システムも備えている。

和歌山営業所に配備されたバスは45人乗りで、450馬力。車いすの利用者も乗車できる最新型のリフト付きとなっている。

いずれも安全性能が向上しており、走行車線からはみ出した際に警報で注意を喚起したり、ドライバーモニターで運転手の異常が確認されると自動的に停止するなどのシステムが装備されている。

高垣社長(55)は「安心と安全がさらに充実した最新の車両を秋の行楽シーズンに向けて導入しました。地元の皆さんに快適な旅を楽しんでもらえるように努力してまいります」と話している。

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更新:2019年10月29日